1: 監査法人との契約を考えています。どうしたら良いのでしょうか?
1:
契約の前に短期調査を受ける必要があります。会社の状況を調査し、上場への可能性を模索する役割があります。
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2: ベンチャーキャピタルとどのように付き合っていけば良いのかわかりません。
2:
ベンチャーキャピタルは銀行系、生損保系、事業系、独立系などに分けることができます。
生損保系などはそのグループの保険会社本体が出資をしてくれるケースもあります。また、キャピタリストの中には、
出資先とのビジネスマッチングをアレンジしてくださる方もいます。それぞれの特性を考えることが大切です。
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3: 規程はどのように整備していくのでしょうか?
3:
書籍などの雛形の多くは上場会社ベースで作成されているものなので、ベンチャー企業の創業時期や成長過程にあるステー
ジでは、実態に合わない規程であることが少なくありません。まずは実態に合った規程で運用を開始してみることです。
運用していくと会社の成長に合わせて不具合が生じますので、適宜規程を改定していきます。
また、規程間の整合性も十分に考慮する必要があります。バラバラに雛形を入手してしまうと規程ごとに言葉が違って
いたり、矛盾した表記があったりと不整合が少なくありません。
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4: 契約時に事前調査のようなことを行ったりするのですか?
4:
はい行います。
ご支援をさせていただくにあたり会社様の理解を深めるため、現状の課題や問題点の把握、またその事項を相互共有し、
ご支援が円滑に進むよう確認させていただいております。
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5: J-SOX対応はどこまで支援してもらえますか?
5:
業務記述書、フローチャート、RCM(リスク・コントロール・マトリクス)の作成をご支援します。
訪問日以外でも必要に応じて時間を確保して頂き、社内でヒアリングを行います。
その結果を前述した3点のドキュメントに反映していきます。フローチャートは産能大方式を利用します。
パソコンの専用ソフトでフローチャートの作成方法、操作方法などを教えながら一緒にやっていきます。
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6: 月間の報酬額はどのくらいでしょうか?
6:
会社様の状況によって異なります。スタンダードの契約では週2日(1ヶ月あたり8日間)訪問します。
1日あたりの滞在時間は8時間(例えば午前10時から午後6時まで)が目安です。会社様のご事情や上場準備の状況に
よっては残業もあり、深夜に及ぶこともあります。そうした活動を年間の報酬額に換算すると、
社員の方を一人採用する程度かと思います。
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7: 上場をめざしていない会社でも支援してもらえるのか。(人財育成など)
7:
上場はあくまでも成長過程での選択肢の一つであると考えております。
義務教育を終えた子供が進学先や就職先を選ぶように、会社が成長のステージをどのように決めるかによって、
その為に必要な管理体制の整備やビジネスマッチングをご支援させて頂きます。
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8: 増資を考えています。どのように進めていけば良いのでしょうか。
8:
資本政策を考えながら、その時点での必要資金を確定することが大切です。増資は株主構成にも影響を与えるものです。
会社を共に成長させていくためのパートナーでもあります。多少厳しい指摘があってもそれは会社を成長させるための
愛情と理解し、割当先は十分に検討する必要があると思います。
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9: 借入を考えています。どのように進めていけば良いのでしょうか。
9:
メインバンクからの融資が第一に考えられますが、増資と融資のバランスを考えながら、また、資金使途を明確にしてから
相手先を検討する必要があります。一時的な資金手当なのか、設備投資等の長期での資金補充が必要なのかを検討します。
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10: 議事録はどのように整備していくのでしょうか。
10:
会社法では取締役会は3ヶ月に1回は開催する必要があります。また、決算月から3ヶ月以内に定時株主総会を開催する必要
があります。まずはこの基本的な開催頻度を確認します。また、役員改選などの登記事項などは
必ず株主総会または取締役会の決議事項になっているので、それを決議するための議事録の存在を確認します。
その他会社によっても状況が異なりますので別途ご相談ください。
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11: コンサルタント会社と何が違うのですか?
11:
私たちは社員の方々と同じように、支援先企業様に出社し、退社します。その為に席もご用意頂いております。
スタートラインに所属するメンバー全員のバックグランドが事業会社で実務を担ってきた「職人集団」であるがゆえに、
黒子に徹し、企業様に直接ノウハウが残るよう支援します。「社員じゃないのに社員みたい」と言われることが
一番嬉しいことです。
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12: 会議室が少ないため、訪問時に会議室を用意できないかもしれませんが?
12:
スタートラインは、ご担当の役員や社員の方々を直接ご支援します。
可能な限り、会議室ではなく、執務室でご担当の方々と机を並べてご支援させて頂きます。
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13: スタートラインにはどのような専門スタッフがいるのですか?
13:
ベンチャー企業や上場会社で、会社の成長ステージにおける内部統制に直接関わった経験のある者だけを集めてきました。
そのほとんどはIPO(新規上場)やIR(投資家向け広報活動)を中心とした上場直前、直後のステージです。
総務、人事、経理、財務、経営企画、内部監査、システム開発等に所属してきたメンバーです。
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14: 契約にはストックオプションなどインセンティブに関する報酬も別途あるのでしょうか?
14:
ストックオプションなどのインセンティブ契約はしておりません。毎月の報酬のみです。
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15: 契約金額とは別に訪問時の交通費も請求されるのでしょうか?
15:
契約金額の中に含まれていますので、別途、請求する事はありません。
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16: 訪問日以外にも電話、メール等で相談できますか?
16:
もちろんです。
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17: 会社概要にある、人財紹介とは具体的にはどのような業務か。
17:
これまでに常勤、非常勤の監査役、総務や経理等の実務担当者を支援企業様にご紹介しています。
もちろん、紹介手数料等はいただきません。私どもの人脈やネットワークの範囲でご紹介しています。
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18: 上場に向け顧問契約を前向きに検討していますが、
社内には、コストの面ではあらたに優秀な人財を募集したほうがいいのではとの意見があります。
具体的に両者の違いを教えてください。
18:
コストの面では、まず、人財を採用するための初期費用である求人広告費、紹介料が不要です。
次に人財を雇用する上で発生する社会保険料などの法定福利費や福利厚生費、通勤や移動等にかかる通勤交通費等の経費が
発生しません。むしろコストよりも重要なのは、人財を採用するうえでのミスマッチではないでしょうか。具体的には、
社風が合わない、スキルが不足していた等の採用リスクがあります。それらを回避し、
御社に合った専門スタッフによる上場に向けた準備がすぐに始められるという点が大きな違いではないでしょうか。
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19: スタートラインにとってどのステージの企業が対応可能なのでしょうか?
19:
スタートラインでは、上場申請前の直前々期の比較的申請まで間もない時期に契約をするケースが多いです。しかしなが
ら、上場に向かう為の内部管理体制が不十分ということが少なくありません。また、上場直後にご契約をいただくことも
あります。企業様によっては、上場したものの管理部門の体制が不十分という場合も決して少なくありません。更には
上場後のIRに悩まれている企業様も多く、特に業績と株価のバランスに戸惑い、株主様からの問い合わせに四苦八苦され
ている担当者様を多く見かけます。
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20: 証券会社との契約を考えています。
20:
上場するためには証券会社の基準に従って、審査をパスする必要があります。
最終的には証券取引所の審査にパスしなければなりません。証券会社はそれまでの間、会社をしっかりとサポートしてくれ
る重要な協力機関です。多少厳しい指摘もあると思いますが、真摯に受け止めて証券会社を選択した方が良いと思います。
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21: 資本政策を作るように言われていますが、どのように進めていけば良いのでしょうか。
21:
上場時の株主構成や資金調達などを考慮し、ステージをさかのぼる形で資本政策を組んでいきます。
安定株主と言われるように、ある一定の保有比率を持つことで会社の健全な体制維持を考える必要もあります。一方で、
株式が健全に売買されるように、いわゆる流動性を高めるための流動株の確保も必要です。資本政策はバランスです。
会社によって状況や戦略が異なりますので別途ご相談ください。
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22: フローチャートを作ったことがありません。どうしたら良いのでしょうか。
22:
上場審査においては産能大方式のフローチャートが多く使われています。パソコン用の専用ソフトもあります。
まずは箇条書きでも良いので業務フローを記述することが大切です。業務の流れを十分に理解することがフローチャート
作成の近道でもあります。また、業務フローの中で出てくる各種帳票をしっかりと整理しておく必要があります。初めて
産能大方式のフローチャートを作成する場合は、多少記号の使い方や作成ルールなどを勉強する必要がありますので
別途ご相談ください。
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23: 人財教育支援とはどのようなものか。
23:
私どもの支援方法は会社様やご担当者様にノウハウを提供することにあります。
これが黒子支援と呼ばれる所以でもあります。外部の協力機関や社内の重要会議の運営に伴うコミュニケーションの方法な
ども、現場主義の実務担当者集団であるスタートラインならではのノウハウをお伝えしていきます。また、目標評価制度、
職能資格制度等の人事制度や人事考課規程の制定等、管理体制構築における制度化やルール化もご支援します。
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24: 上場した後のことも考えて、”人を育てる”という視点で採用している企業の場合の対応はどうするのか。
24:
人財教育は私どもの支援項目の一つでもあります。
採用は会社とのミスマッチを起こさないように十分に時間をかけて行って頂きたいと思っています。そのため、
より良い人財が採用できるまでの架け橋的にスタートラインをご活用頂ければと考えております。
また、上場を経験されている方は決して多くありませんので、採用後もその方を黒子でご支援させて頂くことが多いです。
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25: 上場後のIR支援はどのように支援してもらえるのか。
25:
WR(ウェブリレーション)事業と位置づけているホームページ上でのIR戦略や機関投資家訪問のアレンジ、個人投資家や
アナリスト向け会社説明会の企画や運営を支援させて頂きます。
また、決算短信や有価証券報告書などの法定開示における準備もご支援させて頂きます。
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26: ホームページIRサイトの企画及び運営支援とあるが製作はしてもらえるのか。
26:
今では、ホームページは企業情報の重要な開示ツールの一つとなっています。その中でもIRサイトの構築は私どもの
重要な支援項目の一つとしています。実際のサイトのプログラミングも私どものスタッフが行います。
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